ふくらはぎが強い痛みとともに痙攣する「こむら返り」。
こむらとはふくらはぎのことで、この筋肉が過剰に収縮して足がつることをこむら返りといいます。原因は様々ですが、急な運動や水分不足、ナトリウム・カリウムなど電解質のバランスの崩れなどが挙げられます。
睡眠中にも起こりやすく、高齢の方は特にご注意を。寝ているときには布団の重みなどでつま先が伸び、ふくらはぎの筋肉が縮むことで起こりやすくなります。
こむら返りになったときはふくらはぎを伸ばすストレッチで対処しましょう。
○ふくらはぎを伸ばすストレッチ
つま先を手前に引き、ふくらはぎの筋肉を伸ばす
※ひざは曲げないようにする
※手が届かない場合はタオルをかけて引く
寝ているときのこむら返りの予防は、入浴して血行をよくして、寝る前にふくらはぎを伸ばすストレッチをすること。特に汗を多くかく夏場は、体から水分やナトリウム・カリウムが失われることが多いので要注意。緑黄色野菜やバナナなどの果物で十分な栄養補給を。
また、運動前には準備運動を忘れずに行って、こむら返りを予防しましょう。
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