今回から多くの方がお悩みの慢性的な痛みの症状・治療法についてシリーズで解説していきたいと思います。
第一回となる今回のテーマは「頭痛」です。
頭痛は大きく、片頭痛・筋緊張性頭痛・群発性頭痛の3タイプに分けられます
○片頭痛
痛み方 :ズキンズキンと脈打つような痛み
部位 :頭の片側(両側の場合も)
動かすと:痛みは悪化。激しいと寝込む程。
前兆 :ギザギザした光が見える、
視野の一部が見えにくい。
きっかけ:精神的ストレス。
寝すぎ・寝不足。
月経等
持続時間:4~72時間
…前兆があるのは全体の20~30%で、うち90%はギザギザの光が見えたり、視野の一部が見えにくくなるといわれています。
○筋緊張性頭痛
痛み方 :締め付けられる感じ
部位 :頭の両側、または全体。後頭部。
動かすと:動かすと少し楽に。
前兆 :なし
きっかけ:目の疲れ(眼精疲労)
ストレス
長時間の同じ姿勢
持続時間:30分~7日間
…筋緊張が強くなり、乳酸・ピルビン酸等がたまりすぎた状態。周囲の神経を刺激し、締め付けられる様な痛みを出す。
○群発性頭痛
痛み方 :目の奥がえぐられるような痛み。
激痛。耐え難い痛み。
部位 :片側の目の奥からこめかみ。
動かすと:痛くてじっとしていられない。
前兆 :なし
きっかけ:アルコール(タバコ)
持続時間:15分~3時間(1日に数回、数日から数か月ほど続く)
慢性的な頭痛は筋緊張頭痛と片頭痛の場合が多く、筋緊張頭痛の場合は後頭部・首から肩・背中にかけての筋肉の緊張が大きな原因です。
当院では筋の緊張を取り除くのに効果的な、温熱療法や電気療法を中心に行います。
慢性型では著しく強い筋緊張がみられるため、早めの施術をお勧めします。
ぜひ一度ご確認ください!
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