top of page

常識を覆すコレステロールの真実

何かと嫌われがちなコレステロールですが、実は細胞膜やビタミン・ホルモンをつくるためになくてはならない栄養素なのです。そしていわゆる“悪玉”“善玉”といわれているものは、コレステロールを運ぶタンパク質のこと。わかりやすくするために、肝臓で作られたコレステロールを体内に運び置いていくタンパク質を“悪玉コレステロール”、一方で余ったコレステロールを肝臓に戻すタンパク質を“善玉コレステロール”と名付けられているようです。



例えば心筋梗塞は、増えすぎて酸化した“悪玉”が血管の壁の内側にたまる。またその酸化した“悪玉”が持っているコレステロールを分解しきれないマクロファージという物質が血管の壁で動けなくなり、“善玉”でも回収できずに腫れてしまうのが原因です。しかしある研究によると“善玉”の濃度を高めても、心筋梗塞などを防ぐ効果はあまり出なかったそう。これは“善玉”にはいくつかの種類があり、中には酸化した“善玉”が“悪玉”のようにふるまうものや、コレステロールを回収しすぎて動けず“善玉”として活動できないものがいるのでは、ともいわれています。


 コレステロール、“悪玉”、“善玉”のそれぞれが不可欠なものであり、単純になくしたり増やしたりすればよいというものではないのです。

閲覧数:8回0件のコメント

最新記事

すべて表示

5本指ソックスで足から健康に!

5本指ソックスは、「水虫に効果がある」という宣伝文句で登場したため、履くことに抵抗を感じる人もいるそうですが、その他にも様々な効果があり、男性はもちろん女性にもオススメです。 指先が分かれているので、それぞれの指を自由に動かせるようになります。歩く時に足の指が床をしっかりと掴むことができるようになり、その刺激によって血行が促進されます。つま先の方にまで血液が送られるようになると、血流がよくなり冷え

bottom of page